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IT資格は若手のうちにとるべし。若手だからこそ得られるメリットがある

資格取得

IT系資格は、国家資格と民間資格に大別され、その中でも目的別、レベル別、バージョン別など、数えるのも苦労する程にとにかく種類が多いです。

そんな資格について、「取るなら若手のうちに!」を強く推奨します。

当記事では、その理由について自身の経験をもとに、書いていこうと思います。

この記事の概要
  • 若手のうちに資格を取ることは良いことばかり!
  • 勉強にはUdemyを利用するのがオススメ

若手のうちに資格を取得するメリット

私自身、入社2年目まででいくつか資格を取得しています。
ネット記事などを、見るとたくさん取得している方もいらっしゃるようですが、
もともと未経験であった自分的にはかなり苦労した記憶があります。

  • ITパスポート
  • UMLモデリング L1
  • Oracle Certified Associate, Java SE 5/SE 6
  • Oracle Certified Professional, Java SE 6 Programmer
  • ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 11g
  • ORACLE MASTER Silver Oracle Database 11g
  • 基本情報技術者試験
  • 簿記3級

正直、資格手当が目当てで勉強していましたが、
若手だったからこそ得られたメリットもありました。

4つ程紹介したいと思います。

メリット1:資格手当がもらえる

私の資格取得をする動機となったのは資格手当です。

当時、実家から引っ越す為の費用欲しさに資格勉強に手を出しました。

勤めている会社の資格手当は一時金制度で、合格すると受験費用+規定金額を次回の給料で支給されるシステムでした。

毎月の給与テーブルに加算される会社もあるようです

本来、自己啓発にはお金がかかる場合が多いですが、知識が増えると同時にお金も貰えるなら、やらない手はないと思います。

どんどん資格手当を稼ぐ為に勉強していきましょう!!

資格手当の相場なんかもネットを探せばあるんですね。知らなかったです。

メリット2:若手だからこそ簡単な資格でも評価される

仮にですが、新入社員と10年目の社員が同じITパスポートや基本情報技術者試験に合格したとして、評価されるのはどちらでしょうか。

当然、新入社員の方です。(10年目でも評価されないわけではないですが…)

IT資格で基本的な知識を問われるようなレベルのものは、若手のうちに取らないと評価されにくいです。

若手であれば、簡単な資格でもどんどん取得していると

「お!向上心あるな!」という評価を得られやすくなります。

メリット3:上司(最終評価者)からも好印象が得られる

組織体制にもよりますが、最終評価を行う上司と常に一緒に作業している訳ではない場合があります。(階層構造のチーム体制なら尚更)

若手(特に1年目)の場合、成果が数字として出るような仕事は任される機会はそう多くないです。

日頃、業務をとても頑張っているとしても、最終評価者である上司からは見えにくかったりするのです。

しかし、資格は努力や能力が形として見えやすい為、最終評価者にも直接的なアピールができます。

資格とりました!ドヤァ

私が勤めている会社が中小企業だからか、社長ともよく話をする機会がありますが、
資格取得は、そういったトップ陣営にもよく伝わります。

アピールを自分からするのは嫌だなぁと思う方もいるようですが、自分の給料は会社からの評価で決まることをお忘れなく。

ただ、上の評価ばかり気にして日頃の業務がダメダメなのは本末転倒ですので、お気をつけて。

メリット4:仕事のターゲットになりやすい(チャンスを得られる)

例えば、Oracle関係の作業をお願いする必要があったとして、どちらに仕事を任せますか?

  • Aさん・・・新人。OracleMasterの資格持ち
  • Bさん・・・新人。資格なし

実際は、そこまで単純に比較はできないですが、これだけの情報であればAさんに任せようと思いませんか?

私がOracleMasterを取得した頃、

先輩

誰かOracleのセットアップやったことある?
あ、君。この前、資格取ってたよね?やれる?

と聞かれたことがありました。

その時、周りに自分以外の若手メンバーもいたのですが、自分だけが資格を持っていたことで、作業振りのターゲットになったわけです。

これ、人によっては「面倒なことを押し付けられた!」と思う方もいるかもしれませんが、
実は、若手にとってはいい流れが来ている状態だったりします。

フローチャート

簡単にフローを書いてみました。

任された仕事と同じ分野の仕事はその人に集まりやすくなりますし、「これといえば○○さん!」なんてレベルまで行けば、他部署からも相談されたりするようになります。

正直、色んなとことから声を掛けられたりで、大変な面はあります。

ただ、それを熟していくことで、周囲の評価や自信・モチベーションUP!

突き詰めていけば、会社にはいなくてはいけない存在になって昇給昇格に繋がっていきます。

この流れに乗れれば、経験値もガッポガッポ入ってきますので、市場価値も効率良くあげて行っていけることでしょう。

良いフローに入るきっかけは資格取得でなくてもよいと思いますが、
正直、資格取得が手っ取り早いです。

勉強するならUdemyがオススメ!

私もはじめは資格本だけで勉強してましたが、資格本って分厚くて持つ運びに不便なんですよね。

しかも電子書籍化されていないものや使いにくかったりすることも多いので、なんとかならんかっ!と悩んでましたが、Udemyで解決しました。

Udemyとは、豊富な選択コースが選べるオンライン学習サービスです。

基本動画で学ぶことができ、パソコンやスマホ、タブレットなどの様々な機器で見ることができます。

その為、通勤中やちょっとしたすきま時間でも学習できるのが特徴です。

また、家で落ち着いて勉強する際も、手を動かしながら学習できるハンズオン系のコースも多い為、勉強が捗ります!!

コース毎の買い切りタイプで、1度買ってしまえば何度も学習可能です。やったぜ!

セールなどを狙えば1コース1000円台で買えるようになりますので狙って購入するとよいでしょう。

自分もこれでAWSのクラウドプラクティショナーに合格しましたよ。本当にオススメ!!

さいごに

年齢を重ねていくと、どうしても記憶力が低下していきます。

私自身30代になってみて、10代、20代の時と比べると、新しいものを覚える為の労力が大きくなっていることを実感します。

同じ勉強をするなら、吸収力のある若いうちの方が、時間効率もいいですし、何より将来への投資効果が長く続くように感じますので、是非若い内に!入社前や配属前、新入社員の内に頑張ってみてはいかがでしょうか。

▼記事でも「やっておけばよかった!」とあいまいねこが後悔したことを紹介してますので是非見てみて下さいね!

【記事】【未経験者】SIer入社前(配属前)に「やっておけばよかった」と後悔したこと

とはいえ私もまだまだ若いと思いたいので、頭にムチを打って何か資格を取ってみようかと思った今日この頃です。