今話題のWindows11。互換性などの適応状況によって、無償アップデートできるかどうかが決まるとの噂を聞き、▼で書いた先日購入したばかりの「Vostro Desktop 3681は大丈夫か!?」と急に不安になったので、チェックツールである「WhyNotWin11」で確認してみました。
【記事】DELLのデスクトップPC即納モデル(Vostro Desktop 3681)はいつ届く?|発送後、翌日には到着しました
その結果を共有します。
※実際のチェックツールをダウンロード・実行するところまで飛ばしたい方はこちらをクリック
- Vostro Desktop 3681はWindows11対応かツールでチェック
- Windows10はいつまで使えるのか
Windows11について
日本時間の2021年6月25日、マイクロソフトより「Windows11」のリリースについて発表がありました。
Window11は、2015年にリリースされたWindows10の後継バージョンにあたるOSのことを言います。
Windows10が発表された際は、「最後のWindows」として発表してたかと記憶してますが、方針転換したようですね。別に10でだそうが11でだそうが、開発者としてはどっちでも影響調査は必須なので、正直どっちでもよい話なのですが、顧客側としてはやっぱり気になるようで。
動きの早い企業なんかは、Win10⇒Win11の検証案件なんかが話にあがりそうです。
今回のWindows11ですが、様々な機能追加が発表されてます。
などなど。まだまだあるようですが、かなり利便性が高くなっているように思います。
スタートボタンがChomeOSみたいだし、Win10で何故か消えたウィジェットも復活するんすね。
▼Windows11の概要については、公式サイトを確認して下さい。
参考になりそうなサイトものせて置きますね。
まず動作要件を確認
公式にもありますが、Windows11の動作要件は▼となります。
プロセッサ | 1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC) |
メモリ | 4 GB RAM |
ストレージ | 64 GB 以上の記憶装置 |
システム ファームウェア | UEFI、セキュア ブート対応 |
TPM | トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0 |
グラフィックス カード | DirectX 12 互換のグラフィックス / WDDM 2.x |
ディスプレイ | 9インチ以上、HD解像度 (720p) |
対して、Vostro Desktop 3681は▼です。
プロセッサ | Intel(R) Core(TM) i5-10400 CPU @ 2.90GHz 2.90 GHz |
メモリ | 8 GB RAM |
ストレージ | 201GB(チェック当時) |
システム ファームウェア | UEFI=◯、セキュア ブート対応=◯ |
TPM | 2.0 |
グラフィックス カード | Intel(R) UHD Graphics 630(DirectX12+WDDM2) |
ディスプレイ | ー(ディスプレイ次第) |
見た限りでは全く問題なさそうですね。
チェックツール(WhyNotWin11)
チェックツールを使用して確認していきます。
実は公式でもチェックツールが提供されてましたが、エラー理由が明記されていないなどのユーザー意見があり調整が入っているようで、2021年7月14日段階では「準備中」となっており使用できませんでした。
公式のものは使えなかったので、下記サイト▼に載っていた「WhyNotWin11」を使用して確認していきます。
ダウンロードや実行方法などの記載も全てありますので、手順通りに進めて貰えればと思います。
※ただし、GitHubに現在は「Download here」がありません。「最新の安定版リリースをダウンロード」で進めて下さい。
チェックした結果
さて、「Vostro Desktop 3681」で実行した結果ですが…
全く問題なし!!買ったばかりでダメだったら、枕を涙で濡らすところでしたよ…。
試しに、別PC(VAIO VPCF1)でチェックしてみます。
VAIOのスペック表▼
プロセッサ | Intel(R) Core(TM) i7-720QM |
メモリ | 8 GB RAM |
ストレージ | 210GB(チェック当時) |
システム ファームウェア | UEFI=✕、セキュア ブート対応=✕ |
TPM | なし |
グラフィックス カード | NVIDIA GeForce GT 330M (DirectX10.1+WDDMなし) |
ディスプレイ | 16.4型ワイド Full HD 1920×1080 |
結果は▼です。
まぁ妥当ですね。
でもVAIOはまだ現役だったりするのでどうしようかなぁ
ただ、あくまで非公式のチェックツールということと、要件がリリース前に変わる可能性もあるので、「100%大丈夫!」とまでは言えませんが、とりあえず一安心…。
Winodes10はいつまで使える?
仮にWindows11のシステム要件を満たさない古いパソコンを持っていた場合、Windows10を使い続ける場合が多いかと思いますが、どれぐらいまで使ってても大丈夫なのでしょうか。
保証期間
「2025年10月14日まで」とされてますが、まだ確定的ではないらしく更に延長される場合はあります。
あと、4年ちょっと使えるのであれば、ギリギリまで使えそうですね。
Windows11に対応していないPCって基本古い型のもののようなので、4年の間に買い替えるでしょう。多分。
サポートが切れたらどうなるか
「急にパソコンがつかなくなった!」ということはないと思います。
ネットワークに繋いだ場合は、マイクロソフトから「いつまでもWindows10使ってるんやないでー」と通知が来るかもしれませんが。
また、サポート対象外となった場合、以降のWindowsUpdateがなくなり、セキュリティ関係のパッチ更新もなくなりますのでOSの脆弱性が高まります。
要は「そのまま使ったらウイルスに感染する可能性が高くなる」ということですね。
会社で使うようなパソコンの場合、サポート切れOSの端末はネットワークに繋いだらNGというルールが一般的かと思います。
客先で未だにWindwos7が使われているところとか結構あるんですよねー。大丈夫なんすかね?
個人的にもマイクロソフト的にも、サポート切れしたものはなるべく使わない方がよいかと思います。何かあってからでは遅いので。
どうしても使う場合は、ネットワークに繋がないなどの対応が必要になるかと思いますので、どちらにしても使えたものではないかとしれませんね。
さいごに
Dellのデスクトップは問題なかったので本当によかった。
ついでに確認したVAIOの方は「やっぱりダメかー」って感じですが、実はすでにWindws11にしないで使う方法は考えてたりします。
「そうだ!ChomeBook化しよう!」
ブログはブラウザあれば書けるし、Windows使う時はDellにリモートで接続すればいいし、Office系はGoogle系で代用できるし。
もうWinodwsには縛られて生きるのはやめよう…。
時代はChomeOS!!ということで▼のサイトを頼りにやってみますかねー。
というかUSBブートでWindowsOS消さなくてよかったので、もうやってみたんですがね!
厳密にはChomeOSをベースとした「CloudReady」を使ったのですが、簡単にインストールできましたし、かなり快適に使っていける代物でした。素晴らしい!!
安くていいのがあればクロームブックも一つ買ってみようかなーと思った次第です。(Amazonとかでも結構安いし)
2021/7/28追記
Windows11のプレビュー版の偽インストーラーでマルウェア感染をしてしまう被害がでているようです。(カスペルスキー社ブログより)
【記事】Windows11に偽装したマルウェアに注意!カスペルスキーが警告