SEって名刺交換する機会ってあるの?
正直な話、あいまいねこも入社当時はそう思ってました。
入社するまでSEは画面にかじりついてカタカタカタカタと作業しているだけのイメージだったので。
使用頻度は低いと思い、特にこだわりもなかったので、成人式の時に記念品か何かでもらった名刺入れをここ最近まで使ってました。
- 名刺入れを買い替えた経緯とGANZOのコードバンにした理由
- GANZOのコードバン名刺入れを使った感想
- オンライン時代になりつつある今でも需要はまだある
SEが名刺交換をする機会は意外と多い
SEって思いの外、名刺交換する機会があるんですよね。
- 営業の付き添いで客先へ
- 要件定義の付き添い
- システム展示会の来客対応
- 担当の変更
- ベンダーとの付き合い
「「SIer」って何?」でも書きましたが「誰かと会う」機会は多く、なんやかんやでこれまでで交換した名刺の枚数は200枚ぐらいになってました。
それでも「まぁ名刺が入ればいいだろう」ぐらいの感覚でそのまま使い続けていました。
しかし、あることがきっかけで名刺入れを1年半前に買い換えることにしました。
買い替えた経緯
キッカケとしては2つ。
- 昇格して名刺が変わる度にいい名刺入れに変えたくなっていた
- 大雨の日に名刺入れを水溜りに落としてしまった
昇格して名刺が変わる度にいい名刺入れに変えたくなっていた
過去3回程昇格したのですが、名刺の役職が変わっていく度に「もう少しいい名刺入れが欲しいなぁ」と思ってました。
また、役職があがると相手する方の役職も上がっていく傾向もあったので、良さそうな名刺入れを使っているのを見ると「あの名刺入れいいなぁ」と思い始めてたりもしました。
大雨の日に名刺入れを水溜りに落としてしまった
ある大雨の中の日帰り出張中、しゃがんだタイミングで胸ポケットから落ちてしまい、水溜りにポシャン。
初めて向かう客先ではなかったので、幸い名刺が必要となる場面はなかったのですが、やってしまった…。と同時に、もう買うしかないじゃん!と。
(なんとなく妻にも言い訳がつくし!)
わざとじゃないよ?
GANZOのコードバン名刺入れを買いました
GANZOの「CORDOVAN(コードバン) 通しマチ名刺入れブラック [10]」という名刺入れを購入しました。
写真はGANZOのケース。お値段24,200円(送料、税込)
GANZO(ガンゾ)とは
まずGANZO の説明。
GANZOとは、革小物およびバッグを取り扱っている日本の皮革製品メーカーの「味岡」が運営するブランドのこと。
▼楽天でも購入可能なようなので味岡のショップリンク貼っておきます。
実物を見て購入したい人は、六本木、表参道、銀座にも店舗がありますので安心ですね!
結構有名なブランドだとは思うんですが、革製品に興味がない人は知らないという方も多いようで。
周りの友人に言っても、「へ〜」という感じでした。
バック、財布、キーケースなど革製品がいっぱいあるので見てて楽しいですよね!!
コードバンとは
馬のお尻部分の皮です。 一般的に仕上げられた革と違い、皮の中にある厚さわずか2mm程度の「コードバン層」と呼ばれる部分だけを削り出したものがコードバンの革となります。
数ある革の中でも「最高級」と評される革であり、革をとりのぞく際は慎重に進める必要があり、さながら宝石を採掘するようであるも揶揄されることから「革の宝石」とまで言われているものです。
ただ、水や汗などに弱区、変色しやすい傾向があるので取り扱いや手入れには注意が必要です。
GANZOのコードバンにした理由
さぁ。名刺入れを買おう!!
そう意気込んだ直後は、「ココマイスター」の「マイスターコードバン・ブレイズ」に目を付けたのですが、ココマイスターは常に在庫切れが発生するぐらいに人気であり、一つ一つが職人による手作業で製造しているようなので次の販売まで2ヶ月かかることもよくあるようで…。
手元に使用できる名刺入れがなかったこともあり、さすがに2ヶ月は待てず断念しました。
この時、コードバンをいう存在を強く意識した為、他のブランドで良いコードバンの名刺入れがないか確認していたところ、GAOZOに辿りついたわけです。
他にも選んだ理由として、
- ネットで買える(店舗に行くのが面倒)
- 口コミ評価が悪くない
- 修理保証がある
- Youtubeなどで紹介されていて良さそう
などが決めてになったように思います。
特にYoutubeのレビューは、参考になりました。どうしてもネットだけで買うとなると、実物を見れない欠点があり、色味が好みではないなどの不満が出てくる可能性があるので。
当時見ていたレビュー動画がどれかわからなくなってしまったので、最近で質感がわかりやすそうな動画を載せます▼
感想
率直な感想としては、買ったことによる満足感はもちろん、もっと名刺交換するために仕事頑張ろう!というモチベーション向上に繋がりました。
名刺入れ出す機会がある度にワクワクしてしまう。
見た目ついて
まず楽天のプレビュー画像▼
そして実物の写真▼
宣材写真と比べると思ったよりも光沢があっていい感じに仕上がってますね。
コードバンってランドセルでよく使われるのですが、まさにそんな見た目と質感で、ツルツルの肌触りは個人的に結構好みでした。
新品のコードバンだと安っぽく見えるという人もいるので、人によってはブライドルレザーのようなテカリの少ないものの方が好みの方もいるかもしれませんね。▼
使い込み具合で変わりそうですし、わざと日焼けを上手くやることで味を出す方もいます。
使用感について
買って早々に新型コロナウイルスが流行し、出張や外出する機会はほぼゼロとなってしまいました。
なので、まだ2、3回程しか使えていませんが、
- スッと出しやすい(まだ慣れてないけども)
- 名刺交換で格好がつく(かも)
- 顧客に「いいモノ使ってますね」と言われた(冗談抜きに)
- ポケットは多い
- 幅はそこまで厚くないので思ったより入らない
- 高い分手入れのやり甲斐がある
- 今後革が柔らかくなってきてからが評価のしどころか
買ってよかった!とは言える満足感。
▼内側のヌメ革も色味がどんどん変わっていくのですかこれからが楽しみです!
オンライン時代の名刺と名刺入れ
現在の情勢的にも、出張や外出はほぼゼロといっていいレベルになりました。
新規の顧客については、なかなか開拓が難しい状況も続いており、営業的な動きは全てオンラインに移行しています。
もちろんこれからも対カスタマーのビジネスをしている方にとっては、紙の名刺を渡す機会は多いですが、SEの私なんかは紙の名刺は本当にいらなくなる予感はしています。
そんな中、名刺入れの役割というものは無くなっていってしまうのか。
ビジネスマンは、慣習や常識として「名刺を持つこと」がある意味義務付けられてういるようなものなので、まだまだ紙の名刺は持ち続けるでしょうから、存在価値もありそうですね。
ただ、5年後には無くなっていてもおかしくないです。
名刺入れはもらった時用にとりあえず財布やノートか何かの隙間に入れる程度でOK!みたいな価値観は若者の中には結構ありますし。
効率性や実用性の観点で言ってしまえば、今や「名刺入れ」は「嗜好品」なのかもしれませんね…。
ただ、実際に名刺交換などをするモチベーションなどには絶対に繋がると思いますので、大人ならちゃんとした革製品を一つくらいは持っておきたいものですね。
キャッシュレスを徹底しているので、財布は買わないですし。名刺入れぐらいは…。
おわりに
高めの革製品を買うとどこか「大人になった」気持ちになるのは自分だけでしょうか。
日頃はそこまでブランドに興味がないのですが「ちゃんと買う!」と決めた場合は有名所に落ち着きますね。(なんかそっちの方が納得感もあるし、コスパ最強!を調べ始めるとキリがないので)
オンライン時代で名刺入れを使う機会は減っていくのは確実かと思いますが、使わざるを得ない業界などもあるでしょうから、「需要は全くない!」ということはないでしょう。
またSEでもまだまだ使う機会はあります。全然あります。
むしろ今のうちに買ってしまって、使わない時代が来た時にフリマサイトなどで売ったりすることもできるわけですから、無駄にはならないのではないでしょうか。
将来、お子さんなどに引き継ぐ!なんていうのも良いかもしれませんね。